心を穏やかに整える簡単習慣3選
乗りたい電車にぎりぎりで乗り過ごす…子供が牛乳をひっくり返す…日々心穏やにはいられない…菩薩のような悟りはとてもひらけそうにない…そんな毎日を過ごすあなたにお届けしたい(むしろしれは私…)心落ち着く習慣の中から、簡単に効果の出る方法を3つ厳選しました。
それはずばり
1.青空を見上げる
2.お茶をゆっくり入れる
3.コーヒー豆の香りをじっと嗅ぐ
の3点です。
どれも「えっ?そんなこと?」ということばかり…
でもこれ全部、最新の研究結果で発表されている科学的裏付けがあることなんです。
一つ一つその理由とやり方のポイントを解説していきます。
1. 青空を見上げる
青空を見上げることで、
1. まず空の色で神経が落ち着き
2. 姿勢が正されることで気分が整う
という効果があります。
大阪市立大学健康科学イノベーションセンター水野Drらの研究によると、「癒し」を感じる画像により作業中の疲労が和らぎ、集中力や能率の低下を抑えることができることがわかっているそうです。
青は空や海などの壮大な自然を感じさせる色で、集中力や冷静な判断力を高めたり、興奮を抑えて気持ちを落ち着かせる効果があると言われています。
写真でも疲労を和らげる結果が出ている青空ですが、実際に見ることで更に効果が高まります。
ポイントは胸を広げて立つ姿勢。
姿勢を正し胸を張ることで横隔膜があがり、前頭葉に酸素が行き渡るようになります。
また胸を張った姿勢はストレスに対する抵抗力を高める効果もあります。
2. お茶をゆっくり入れる
お茶をゆっくり淹れ、「何もしない時間」をつくることで 脳がリセットされ、平静が戻ってくる
明治大学堀田教授
何もせずにぼーっとしている時、脳は休められていると思われてきましたが、実は意識的な活動をしていない時こそ、普段は繋がることのない脳の領域が繋がり組み合わされやすくなっていると言います、
これはデフォルト・モードと言われ、何かを閃く時に人間の脳はこの状態になっているそうです。
自分自身でお茶をゆっくり入れて楽しむ
このゆったりとした「何もしない時間」が気持ちと脳をリセットし、心のゆとりを取り戻します。
おすすめはハーブティーなどを入れている間に砂時計を用意して砂がただ落ちるのを眺めること。
砂時計があることで、「待たないと」という脳のプレッシャーに対し砂時計に集中できるのでゆったりと待つことができます。
3.コーヒー豆の香りをじっと嗅ぐ
コーヒー豆の香りをじっ……と嗅ぎ、良い気分になるのを待つ
香りでストレスを減少させる
ポイントはコーヒー豆そのものの香りを嗅ぐこと
コーヒー豆の香りには,睡眠不足や疲労の原因とされている「活性酸素」によって破壊された脳細胞を呼び戻す効果があるそうです。
ソウル大学スーらの研究 によると、正常なネズミと24時間眠れない状態でいるネズミにコーヒー豆の香りを嗅がせ脳の状態を調べる実験を行った所、寝不足状態のネズミに減少していたストレスから脳を守る分子が、部分的ながら回復したという結果が出ました。
またバロンという社会心理学者の研究によると、大型ショッピングモールの中に言ったコーヒー豆の香りが漂っていると、お札の両替などを頼まれても快く引き受けてくれるなど、人が親切になるという調査結果があるそうです。
つまり、コーヒーは飲まなくても十分なリラックス効果が期待できるのです。
もちろん、コーヒーを飲んでそのカフェインの効果も含めて楽しむのもいいですね。
でも忙しくてコーヒーを入れる時間がない、そんな時はコーヒー豆を手に取り、じっとその香りを嗅ぐいで一息つく、というのが簡単・最速で頭がすっきりとする隠れ技なのでした!
いかがですか?
どれも簡単にできる方法ばかりですので、是非生活の中に取り入れて、イライラしてしまうときは活用してみてください。
コメントを残す